【意外と知らないビジネス成功の鍵】アート思考を学ぶ
(2024年5月更新)この記事にはプロモーションが含まれます。
早速ですがアート思考とはなにかご存じですか?
アートの描き方や絵画の知識ではありません。
なにかというと
論理思考が「1を10にするための思考」や「結論や要因を見て矛盾なく考える事」に対しアート思考は「0から1を創る思考」や「柔軟な発想、考え方」の事と言われています。
ポイントは「アートを作る人だけの思考ではない」ということ。
これまでのビジネスでは論理思考というのがとても重要視されていました。ですが近年様々な企業やサービスで溢れ、似たようなサービス、同業者同士の競合争いが日々行われているのが現状です。そんな中、現代ビジネスにおいて重要とされているのが先ほど伝えた「0から1を創る思考」つまりアート思考だと言われています。
まずは次の絵画を見てみてください。
クロード・モネ1840年 - 1926年睡蓮1916年
油彩/カンヴァス 200.5 x 201 cm
左下に署名、年記: Claude Monet 1916
P.1959-01511883年以来、パリから数十キロ程セーヌ河を下った小村ジヴェルニーで制作していたモネは、1893年、新たに屋敷の前の土地を購入し、やがてそこに日本風の庭園を造成する。敷地内を流れる小川を利用して、睡蓮を浮かべた大きな池が掘られ、太鼓橋が架けられ、岸辺には柳や灌木が植えられた。外界とは隔絶されたこの水の世界に隠遁しながら、モネは、「睡蓮」の連作に没頭していく。庭の隅にガラス張りの大きなアトリエを建て、自由に移動できるように車をつけたイーゼルを立てて、朝から夕方まで、時とともに移り変わる池の様子、水面の反映と鮮やかな花の美しさを捉えようと試みたのである。連作中には、岸の柳や太鼓橋、夕暮の空などを配したものもあるが、彼は、最後には池のみにその関心を集中した。この作品も画面は完全に上から下まで水面だけで覆われ、そのため見る者は、あたかも池の中に立っているかのような強い感動を受ける。花や水を表わす筆触や色彩は、初期の印象主義的な手法とはかなり異なり、時には表現主義的ともいえる厳しさで、池の水面の神秘なまでの美しさを捉えている。本作品もまた、このようなモネ晩年の「睡蓮」に属すが、その中でも最も優れたものの一つといえよう。
国立西洋美術館名作選. 東京, 国立西洋美術館
いかがでしたか?モネの睡蓮ですがご存じの方も多いんじゃないでしょうか。
ここで質問ですが、あなたはこの作品をどれだけの時間見ていられましたか?
きっとほとんどの人が作品を見ている時間よりもその下の解説を読むのに時間を使ったと思います。
ここでわかるのは大半の人は「1枚の絵画すらじっくり見られない」という事。
なぜかと言うと「これはどういう作品なのか」「なんの絵なのか」「誰が描いたのか」など、作品の情報を効率よく早く理解したいという「論理思考」が強く働いているからです。逆に作品を長い時間じっと見ていたり解説をそもそも読んでいないって方はアート思考が強めの方かもしれませんね。
おわかりの通り論理思考は普段何気に過ごしていても自然に身についてる事が多いです。
ところがアート思考はしっかり意識して学ばないと身につきません。
そこでもう一つ質問します。
先ほどの絵画を見た感想を言ってみてください。
どうですか?見る人によっていろんな感想があると思います。
使っている色についての感想かもしれないですし、水の表現についてかもしれないし、どうやって描いたんだろう?どこで描いたんだろう?と思うかもしれませんね。
もちろんどれも間違っていないんですが、とある美術館で4歳の子供が作品を見てこう言ったそうです。
「カエルがいる」と。
カエルを探しに先ほどの絵を見に戻っても残念ながらカエルは描かれていません。
ですがその子供の目にはそう映っていて、さらにその後「水の中を泳いでいる」と子供は言います。そんな風に作品を見ているんだなと柔軟な発想に感心しました。
実際にビジネスで成功している人達の事例を見ていると「よくそんなの思いつくな」とか「その発想はなかった」ということばかりですよね。
まさにこれがアート思考であり、表面的な情報だけではなく「見えていない部分を感じ取る想像力」が0から1を創る思考の鍵になっています。
実はここまでの内容は書籍「13歳からのアート思考」の内容の一部を私の言葉に換えてアウトプットしています。
アート思考を学ぶことで物事の背景や見えていない部分を読み取る力が身に付きます。この能力はビジネスだけじゃなく対人関係、コミュニケーションにも深く関わっていて生きづらいと言われている現代社会で生き抜いていくには重要な能力だと思うので是非この機会に触れてみて欲しいです。
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私自身アートクリエイターとして活動しているので一つの作品と向き合うことは日常です。日々0から創作している身なのでこの思考は自然に学んでこれた感があるのですが、個人的にはアートに関わってこなかった人ほどアート思考は学びが多い気がします(ビジネスや人生がなかなかうまくいかないと思っている人は特に)
実際に優秀な経営者が元々は興味はなかったけどビジネスや人生を豊かにするためにアート思考を学んだり、アート作品を購入したという話はよく聞きます。また、癒しやメンタルケア効果が確認されている事から病院などの施設にはアート作品が飾られていることが多いですよね。
けして高額な有名絵画を購入する必要もないですし、手軽にアートを楽しみたい方や、マイナーな作品に興味のある方は私の作品を一度ご覧になってください。
私の作品はモノクロベースで抽象的、独創的な作品が多いので想像力を働かせるにはもってこいです。さらに作品との対話を楽しんでほしいので作品の説明も一切ありません。また、モノクロ作品の特徴である黒色は「魔除け」「邪気払い」の効果があったり「生き方」を暗示する色でもあります。さらにそこに何色にも染まることができる白色を合わせる事で「自分らしく生きる」というメッセージを込めています。ただのアートではなくあなたの人生を豊かにするギフトになることを願っています。
興味をもって頂けましたら是非こちらからご覧になってください。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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shiromaro-art-creativeの中の人。
愛知県生まれ。
時計をモチーフにした作品や独特な世界観で描くキャラクターが特徴的なモノクロ作家。
単色で表現するアートに魅力を感じ、独創性溢れるモノクロアートを創作。
このブログではマーケティングやライティングの実体験から学んで得た知識や「好き」×「仕事」を成功させるアイデアをアウトプットしていきます。
また「飲食、楽器店、品質管理、エンジニア、不動産営業、人材サービス」など異業種転職をしながら様々な副業に挑戦。過去に適応障害を患い、自身で乗り越えるために心理学を学び「メンタルケア心理士」の資格を取得。この経験と知識を活用し、お仕事やお悩み相談などアドバイザーとしての一面も持ち合わせています。